私は、東中野に住んで約40年になります。出身は宮崎県日南市の飫肥という小村寿太郎の生家のある城下町です。仕事は港湾開発を専門とする建設コンサルタントをやっておりました。仕事中心の生活でしたが、縁あって身近な方のお誘いから少しずつ地域行事のお手伝いをするなかで、町会の大切さを学ばせていただきました。

 地域には、交流、福祉、防犯、防災、環境等の様々な課題があります。町会はこれらの課題を行政と連携しながら、取り組んでおります。もちろん町会にできることは限られており、行政関連の専門的組織が対応するしかないことも多いです。

 「東中野四丁目町会」は、昭和28年に「住吉町会」として発足しました。町会の在り方も時代の変遷とともに変わってゆくものと思います。東京砂漠が進む中、少子高齢化を迎え子供や高齢者の生活を支え合うためにも近隣同士が声をかけ合ってゆくことが益々大切だと実感しております。

 懸念される大地震に対しても、日頃から地域社会のコミュニケーションを活発にして地域力を高めて、「自助」「共助」「公助」体制を深めるよう頑張りたいと考えております。

 皆様のご協力とご理解を宜しくお願い申し上げます。